アドセンスの審査を合格するには?絶対やること注意すること
2022.02.24SEO対策
アドセンスは広告を掲載してマージンを得るために必要なサービスと言っても過言ではありません。今では個人ブロガーだけでなく企業も収益源とする事が多いサービスです。
しかし、このアドセンスは誰でも活用できるわけではなく、審査を合格しないと広告を貼る、つまりは収益化する事ができません。本記事では収益化の第一歩であるアドセンスの合格方法についてプロの視点で解説していきます。
アドセンスの本質を知る
アドセンスを活用する前にアドセンスの本質を知る事が必要です。なんなら本質を知れば対策は自然と明確化し、こんな記事を見ずに済みます。
アドセンスはGoogleの提供サービス
ご承知の通り、アドセンス(AdSense)はGoogleの提供するコンテンツ連動型広告配信サービスです。Googleの検索結果で表示されているWEBページにディスプレイ広告を挿入し、クリックされるとそのマージンとしてサイト運営者にお金が支払われます。
こんなの知っているわ!と思うかも知れませんが、ここで重要なのはGoogleの提供するコンテンツ連動型広告配信サービスという点です。Googleでは検索結果上で低品質なコンテンツを上位表示させないようにアルゴリズムのアップデートを繰り返し、よりユーザーにとって有益な検索エンジンにしようと努力をしています。
SEO対策にも知見を付けないといけない
アドセンスは2003年からサービスがリリースされました。当時はSEO対策も甘く、日記レベルでも検索結果上位につける事ができ、毎日とりあえず更新していれば収益化できるともあってテレビでもよく話題になっていました。
それらの浅知恵が残り続けているのか、日記感覚で毎日更新していれば収益化できると思うユーザーがまだまだ多いように見受けられます。しかし、それでは低品質なコンテンツを生み出すことになるので、収益化どこからアドセンスの審査すら通りません。SEO対策の基本となる「E-A-T」や「YMYL」をしっかり理解してサイトを運用する事が重要になります。
アドセンスを合格のために気をつけるポイント
独自ドメインを積極的に活用する
10年くらい前まではlivedoorブログなどの無料サイトでブログを制作しアドセンス審査を通過できることもありましたが(今も例外ではない)、最近ではEAT(権威性、専門性、信頼性)から独自ドメインを取得しサイトを運用した方がアドセンスの審査が通りやすい傾向にあります。
そもそも、軌道に乗ってくると独自ドメインを用意し、ブランド力を高めたいと絶対に思うはずです。変に無料ブログでスタートさせるより、独自ドメインを取得して進めるのが理想です。ドメインについては以下の記事で説明しています。
ポリシー違反に気をつける
- ポルノ・アダルト・成人向けコンテンツ
- ユーザーが作成したコンテンツ
- ウェブマスター向けガイドラインに違反する
- 紛らわしい方法で広告を掲載する
- 著作権侵害
- 違法なコンテンツ
アドセンスネットワークは一般向けなため、アダルトコンテンツやギャンブルなどの掲載には使えません。また、ブログ初心者がやりがちなのが”著作権違反”です。アニメや漫画のワンシーンを例えで使うのもアウトです。著作権においては引用元を明らかにすることは必須な上、その引用が本当に必要であるかどうかも大事になります。真っ当な考えでコンテンツを作成すれば違反することはないと思います。不安な人は一度Googleアドセンスのポリシーを確認しましょう。
参考:ポリシー違反のために AdSense アカウントが無効となる一般的な理由
プライバシーポリシーを作る
プライバシーポリシーは、アナリティクスのクッキーデータやお問い合わせに来た「ユーザーの情報を外部に流しませんよ」という宣言であったり、著作権を守っていますといった宣言をするためのページでもあります。このページはサイト運営者がしっかりしているアピールになるだけでなく、「自分のサイトにある著作権を放棄しません!」という宣言もできるので、盗用防止などにも役立つのでアドセンス審査だけでなく、自分のコンテンツを守る意味でも重要です。
タグルールを守る
タグルールを理解しないでコンテンツを作り込む人が多いです。見出しや強調のタグには使い方(ルール)が存在します。それらのルールを守らないと記事の中で強調したいキーワードが埋もれてしまったり、別のキーワードが強調されることになり、何を伝えたいのか分からない記事構成になってしまう事があります。
見出しを長くし過ぎないことやHタグの順番を注意しながらコンテンツを作成していきましょう。以下の記事ではライティングの気をつける点を紹介しています。
アフィリエイトリンクを貼らない
結論から言うとアフィリエイトリンクは貼っても問題はありません。しかし、ポリシー違反にある「紛らわしい方法で広告を掲載する」に該当してしまうリスクがあるため、コンテンツ制作に絶対的な自信がない限りは貼らないのが無難です。
ブログのテーマとカテゴリを明確にする
ブログのテーマというのはワードプレスのプログラム種類を指すテーマのことではなく、題材の話になります。コンセプトとも言いますが、何ついてコンテンツを作り込んでいくかがとても重要になります。
例えば上記のようにカテゴリを設定している場合、それぞれのコンテンツの種類がバラバラなのが分かると思います。ブログ管理者の視点では好きなことを書いていたらこの3つにカテゴリ分類された。となるかも知れませんが、訪れたユーザーには関係のない話。単純に専門性の低いサイトと判断されてしまいます。
上記の図解のようにブログのテーマ(コンセプト)を決めることを最優先にしましょう。なんとなく好きなことを書くだけではアドセンス(AdSense)に合格することは困難です。テーマを決めたのち、そのテーマの何について書くかを決めることこそ、カテゴリ選定に当たります。
育児も書きたいし、美容についても書きたいという熱意のある方は思い切ってブログを2つ運営するのが良いでしょう。二つ運営することの敷居は低く、ドメインはサブドメインを使用し、サーバーも同じサーバーを使えばランニングコストはかかりません。
運営者の情報ページを掲載する
こちらもEATを考慮すると運営者がどのような人間なのかを明記することは大切です。しかし、これは一概に必須ではありません。プライバシーポリシーでお問い合わせ先や連絡先について明記してあればクリアすることもあります。
運営者の情報ページはアドセンスに通過するため、というよりはGoogle砲の恩恵を受ける手段として載せておくという考えの方が合っているでしょう。
まとめ
Googleアドセンス(AdSense)以外にもクリック型広告はある
- nend
- i-mobile
- 忍者AdMax
上記のサービスもクリック型広告ですので、アドセンスがどうしても利用できない場合は検討してみてはいかがでしょうか。ただ、クリック単価が低いので効率の良い収益化にはならない可能性は十分あります。
アドセンスはSEO知見のためには合格したい
GoogleAdSense(アドセンス)はGoogleに有用なコンテンツと認められた場合に合格するわけですから、有用と認められないサイトを黙々と更新し続けても良い結果を得られない可能性は非常に高いです。そのため、SEO知見を深めるため、自身のやり方とGoogleのポリシーを擦り合わせるという意味でもアドセンスは合格しておきたいところです。弊社ではGoogleAdSense(アドセンス)のアドバイスも行なっておりますのでお気軽にご相談いただければと思います。