COLUMN

SEO対策で重要な「E-A-T」とは?誰でも分かるやさしい解説

2021.09.24SEO対策

GoogleがガイドラインでE-A-Tの重要性について発信しています。本記事でE-A-Tとは具体的にどんなことかを紹介します。

そもそもE-A-Tとは

  • Expertise(専門性)
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)

そもそもE-A-TとはExpertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)のそれぞれの頭文字を取ったGoogleの造語です。Googleが検索品質評価ガイドラインの中にある「ページ品質評価の最重要項目」として発信しています。つまりWEBサイトを制作する上では無視できないという事です。

Expertise(専門性)とは

簡単に言ってしまえばサイトのコンテンツの内容が専門的になっているかを評価しています。なぜならば、Googleは専門性があるコンテンツほどユーザーの持っている疑問や問題の解決がしやすいと解釈している為です。

専門性のあるトレーナー

例えば、ダイエットに関する記事を個人で書くよりも、スポーツトレーナーのような身体のコントロールに対して専門性の高い人が書いた方が検索順位は高くなる傾向にあります。つまり、専門家以外の情報は信用できないということですね。

また、サイト内のコンテンツも美容、スポーツ、トラベルなど、様々な分野が混在しているコンビニのようなサイトは、専門性が低いとみなされてしまう可能性があります。メディアサイトもブログも一つの分野に尖る事が大切です。

Authoritativeness(権威性)

そのトレーニング あんまり 効果ないですよ

権威性とは、誰が言っているのかということをポイントに評価をしています。WEBサイトでいうと被リンクの量やその質などが現実における「肩書」や「経験」などに例えられます。権威性を高めるために地道にコンテンツを作り続けて他サイトからの被リンクを稼ぐなどしてサイトの価値を高めていく必要があります。

Trustworthiness(信頼性)

権威性と似ている部分はありますが、個人のブロガーが発信したデータと経済産業省が発信したデータのどちらが信頼度高そうかという事です。この例えの場合は個人といことが悪いのではなく、経済産業省であれば国勢調査などに基づいて発信を行っている為です。誰がというよりも何に基づいた情報なのかという事です。情報元については鮮度も大切になります。令和の時代に昭和の時代のデータに基づいたサイトは役に立たない可能性が高いです。常に最新の情報更新を行う必要があります。

なぜE-A-Tが重要になった背景

低品質なコンテンツが増えたためです。一昔前はSEO評価を得るために検索キーワードをとりあえず盛り込んだり、品質関係なく被リンクを量産してみたりとユーザーに対して意味のない対策がまかり通っていました。ですが、Googleの精度が高まるにつれてユーザーに対して有益なコンテンツを評価出来るようになってきた為、E-A-Tという基準が重要になってきたのです。

E-A-Tを高めるためには

  • タイトルの変更などの調整
  • Googleマイビジネスへの登録
  • 運営・著者情報の開示
  • 被リンクとサイテーション
  • ジャンルを絞る
  • HTTPS化をする

タイトルの変更などの調整

ユーザーにコンテンツの主題を伝えられるような設定が大切です。コンテンツを作り終わってからタイトルを決めるのも良いかもしれません。また、k記事公開後に検索上でどのように表示されているのか、ユーザーのアクションを見てタイトルを少し変えたりなどの微調整をする必要もあります。

Googleマイビジネス

Googleマイビジネスを登録するメリットは、登録の際にGoogleからのオーナー認証が必要な為、認証が通ることでGoogleにビジネスの実在性を伝えることができ、それが信頼性につながります。Googleビジネスに登録していないとGoogleに登録されている会社情報が勝手に第三者によって改竄されてしまうこともあるので、そのような事態も防ぐことが出来ます。

運営・著者情報の開示

誰がコンテンツを作っているかを開示する事です。つまりは記載の有無では権威性に関わってくるという事です。会社概要に取引先の情報や制作実績など開示すると効果的です。

被リンクとサイテーション

権威性を高めるためには被リンク数と質が重要になってきます。分野のトップクラスのサイトからリンクされると権威性が高くなります。SNS等でサービスが紹介されることをサイテーションといいます。被リンクのカウントはされませんが、サイテーションが増えることで権威性を高めることが出来ると言われています。

ジャンルを絞る

狭く深い内容になればなるほど専門性は高まります。お店で例えるならば、「コンビニ」のように多角的にユーザーに答えるよりも、「パン屋」のようにパンに特化する方が良いという事です。パン屋の中にもメロンパン専門店があったりと、さらにジャンルを絞って専門性を高めているお店も実在しています。

HTTPS化

通信を暗号化させてセキュリティ向上を図る事です。ユーザーから目に見えて安全なサイトかどうかがわかるため、信頼性を高めるためには必要な施策になります。また、昨今ではHTTPS化をしていないとサイトにそもそもアクセスできないこともあります。

まとめ

E-A-Tの重要性等について紹介させて頂きましたがいかがだったでしょうか。結局のところはGoogleの評価基準は「ユーザーファースト」という事です。Googleの収入源が広告収入であり、ユーザーを増やすことを念頭に置いてサイト評価を行う限りはE-A-Tの基本ベースが崩れることはないと思います。サイト制作で迷う事があればどちらがユーザー的にメリットがあるかを基準に考えることでより良いサイト制作が出来ると思います。

お問い合わせはこちら
PAGETOP