SDGs第一弾「ゴミ拾い侍」と正式タイアップ!彼らの活動を紹介
2021.11.09SDGs
ゴミ拾い侍様とタイアップ
私たちができるSDGsの取り組み
この度、有限会社ユウショウでは持続可能な開発目標(SDGs)に賛同し私たちができることを模索する上で、協力企業様である株式会社テレポ所属の一世一代時代組「ゴミ拾い侍」様と正式にタイアップしていくことを決定いたしました。
弊社では公衆衛生の改善、向上をWEBメディアの発信及び共同作業を行い、関わる人たちが「自分ごと」と思えるような活動を取り組んでいきたいと考えております。
ゴミ拾い侍とは?
ゴミの多い都心で活動中!
普段は「ゴミの多い地域(池袋、新宿、渋谷)」を中心にゴミを拾う活動をしている。その様子はTikTokでライブ配信していることもあり、投げ銭機能を活用して、遠くにいるユーザーの代わりにゴミ拾いに携わってもらうという取り組みも行なっている。TikTokのフォロワー数は約40万人と非常に多く、海外での支持率が非常に高い。TikTokライブの配信は週5日、投稿は毎日行われている。また、YouTube更新は毎週土曜日となっている。
ゴミ拾い侍の誕生と目的
始まりは北海道
都心を中心に活動する悠資(写真手前)と惠助(写真奥)の姿は度々メディアでも取り上げられることもあるため、東京初と思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、ゴミ拾い侍のルーツは北海道。
二人の師である「後藤一機」が北海道狸小路商店街、大通公園で多くのパフォーマーを目にし、当時若者自身で作り上げ、若者自身で破壊してしまった文化「原宿歩行者天国」のようなものを新たに再現できるのではないかと熟考し、思いたったのが町中を練り歩きながらゴミ拾いをする侍だった。
ボランティアの方が持つ火バサミが刀に見えた
急にゴミを拾う侍を思い立ったのではなかった。当時、「原宿歩行者天国」のような文化を新たに再現できると各所のイベンター達に豪語する反面、一体何ができるだろうと悩んでいた時に見かけたボランティアのゴミ拾いの方達の持つ火バサミが刀に見えたという。
その発想を起源に明治維新で南蛮渡来のスーツ、ハット、丁髷が混在していた時代をイメージした衣装と殺陣のパフォーマンスを行う一世一代時代組が出来上がった。
東京支部の活動は2016年から
東京での活動は2016年から、東京でのパフォーマンスを見た悠資が加入、さらに翌年に悠資らが行うゴミ拾いパフォーマンスに感化され、惠助が加入することになった。今年で来年で5年目となる彼らの目標を聞いてみた。
目標は全人類でゴミ拾い、ゴミ拾い侍化
当初は「路上から芸能界へ」という野心を持って、よりパフォーマンスを見てもらうため、「人の多い街」へ繰り出していた。しかし、ゴミ拾いと向き合う中で「路上から芸能界ってダサい?」と思うようになると同時に、ゴミがたくさん落ちている事に対して憂いていた。
そこには、何故こんなところにゴミが?、しょうがなく置いていったのだろうか、ゴミを捨てている事に対して隠したい、いけない事だと思っている人もいる、という現状と直面してきたからこそ思うところ、感じるところがあったのだろう。
今、掲げている目標はゴミ拾いの輪を広げる、全人類でゴミ拾いとして、ゴミ拾いを一緒にしてくれた方や、ゴミ拾いをしている動画をアップしてくれた方(賛同してくれた実動行為)に認定証の手帳(侍ノートブック)を配布している。
侍ノートブックにはそれぞれ個別のナンバーが書かれており、たった一つの物になっている。
SDGsにどのようにアプローチしていく?
ゴミ拾い侍の行っている『ゴミ拾い』を深く素晴らしいと考えてくださる偉い方々や頭脳明晰な方々がいらっしゃいます。私たちのゴミ拾いが環境問題や子供達の教育にも最高だとも言われ、先日はリモート授業でゴミ拾いについて講義をさせて頂いた背景があります。
もし、SDGsという難しい言葉に置き換えて取り組みを提示してくれる人と出会っていなかったら、自分ごととして捉えることはなかったと思います。でも今は、世界を平和にとか、高水準の教育とか、そういう大きい話ではなく、君が一個ゴミを拾ったらそれだけで大きな事に貢献しているんだよっていうことを伝えていきたいと考えています。
ゴミ拾いの奥深さを聞いてみた
ポイ捨てゴミで流行が分かる!
落ちているゴミで何が流行っているのかが分かってくるという。例えば2018年以降からコロナ禍に入るまでの間はタピオカブームだったが、タピオカの容器のゴミは圧倒的に多かったという。
タピオカはカップの中に食べきれないタピオカだけ残し、捨ててあるため、生ゴミとプラスチックで分別が非常に難儀だったという。しかも、ピッタリくっついた蓋は簡単には破れない・・・確かに悪手だ。
多いゴミを挙げていくなら何が多い?
- タバコ
- お酒の缶、ビン
- マスク
- タピオカ
- クライナー
- 爪楊枝
- 割り箸
2018年、2019年ではタピオカのゴミが多く、コロナ禍に入ってからはマスクのポイ捨ても多くなった。また、コロナ禍によって路上飲みが増えたことで手軽に飲めるショット(クライナー)のゴミも圧倒的に増えたという。
ゴミによって時代の移り変わりや地域性が分かるのは面白い。貝塚で当時の人の暮らしがわかるという歴史を学んだことは誰しもあると思うが、街に落ちるゴミもその感覚に近いのかもしれない。
ゴミを”捨てる”ではなく”置いて”いってる?
「路上にある飲み物を捨てるゴミ箱が一杯な時に横に置いていくってことしたことありませんか?そういう感覚でみんな横にゴミを置いていって溢れてしまったり、誰かが置いてるから置いておくという気持ちで捨てている人が多いような気がします。結果的に街にゴミを置いていく感覚。これ悪意があってのポイ捨てだったらキツいですよ。」とも語る。
まとめ
今後の展開はどうする?ユウショウ×ゴミ拾い侍
弊社では自然を題材としたメディアサイトも運営しているので、地域河川をゴミ拾いしつつ、環境問題への発起など様々な視点で活動の輪を広げて行ければと考えています。今後の発信ついては当サイトのお知らせやコラム、ゴミ拾い侍様のツイッターなど各SNSにて発信していく予定です。
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