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SEO対策をする上で必要な無料ツールを4つ紹介!初心者でも使える!

2022.02.24SEO対策

SEO対策は弊社のサービスでもありますが、お客様でもある程度ツールの内容について知っておいていただく必要があります。それはSEO対策が弊社に丸投げしていたとしても、お客様自身でもサイトを把握しておくことが大切だからです。相互理解があるサイト運用ほど伸び率が高くなる傾向にあります。本記事では最低限初心者でも抑えておきたいSEO対策ツールを紹介していきます。

初心者でも使えるSEO対策ツールとは

無料のもの、有料のもの様々ある

SEO対策に活用する分析ツールは数多く存在し、「どれが正しい」というものはありません。なぜかというとそれぞれのツールで基準を設けているからです。あれもこれもと宣伝文句に釣られていると、自身の測定や考察基準もブレることになり満足いく施策が打てなくなる場合がほとんど。ここでは無料で使え、それぞれの役目を持つ代表格のツールを消化していきます。

今回紹介するラインナップ

  • ウーバーサジェスト(Ubersuggest)
  • ラッコキーワード
  • グーグルトレンド
  • サーチコンソール

ウーバーサジェスト(Ubersuggest)

主に競合サイトのURLをウーバーサジェストで検索にかけると、そのサイトがどのキーワード流入が多いのかなどの情報を入手する事ができます。この機能はGoogle広告機能にもあるものです。

ウーバーサジェスト(Ubersuggest)

ウーバーサジェスト(Ubersuggest)の使い方

ウーバーサジェストはトップページのURL検索から対象のURLを入力するか、ダッシュボードの「登録」というところから調べる事ができます。複数回検索するにはGoogleアカウントの登録が必要になります。また、無料版は同ブラウザで操作すると1日での制限がかかります。

制限を解く場合はシークレットブラウザで行うと再度リサーチをかける事ができます。

どんな場面で役立つ?

自身のサイトと競合サイトの比較調査をする際に役立つSEO対策ツールです。自身で拾えていないキーワードの洗い出し、他社に劣るものは何か?を調べるのに有用です。

調べても変なキーワードしか出てこない時があるんだけど
全てのサイトが理想通りにキーワードが抽出できるわけではないんだ!

ラッコキーワード

ラッコキーワード

テールワードの洗い出しに非常に役立つSEO対策ツールです。ラッコキーワード無くしてSEO対策は成り立たないと言っても過言ではないツールで、無料で使える事自体がおかしいレベル。以前はgood keywordという名前で登録なしで使いまわせるものでしたが、今は5回以上の検索には無料会員登録が必要となっています。

ラッコキーワードの使い方

ラッコキーワード

自身の検索で上位を取りたいメインキーワードを検索にかけるだけです。需要のあるキーワードは、あ行からわ行までのテールワードとA〜Zまでのテールワードを抽出する事ができます。テールワードを狙って行くのはSEO対策の常套手段ですので、ウーバーサジェストで見定めたキーワードの深掘りとして使うのが無難でしょう。

どんな場面で役立つ?

テールワードの洗い出しとして一番効果を発揮します。ラッコキーワードは検索エンジンで調べられたサジェスト履歴を参照しているので、運営者の考えよりもユーザーの調べている内容を正確に割り出す事ができます。「こういうキーワードで対策を立てよう」と思っても一旦ラッコキーワードに検索をかけて答え合わせをしてから発進するのがベストです。

上記の写真は「紅茶」に付随するテールワードの洗い出しをしたときのもの。紅茶花伝というキーワードが圧倒的に強く、その後に「紅茶 カフェイン」、「紅茶 入れ方」といったキーワードで調べられている事が多い事がわかる。

調べてもサジェストがありませんって出てくるのはなぜ?
検索ボリュームが少ないからだね。そういう場合は検索エンジンで直接調べた方がわかる場合があるよ!

グーグルトレンド

グーグルトレンド

キーワードのボリューム(検索件数の多さ)を比較するのに役立つツールです。「グーグルトレンド」と調べれば出てきます。登録の必要もなくGoogleアカウントがなくても使用できます。

グーグルトレンドの使い方

グーグルトレンドは比較したいキーワードを連続して検索にかける必要があります。検索の順番は前後しません。最大で5件までキーワードボリュームの比較が行う事ができます。過去の期間を選択したり、画像検索やニュース検索の時のボリュームを絞って検索したりすることもできます。

どんな場面で役立つ?

グーグルトレンド

コンテンツ作成をした際に、取るべきキーワードに類似物が発生した際に、「どちらのキーワードが需要があるか?」を知りたい時に役立ちます。例えば、上記の写真では、ウェブ制作の方が需要があるのか、ホームページ制作の方が需要があるのか、について調べています。これを調べることでコンテンツのタイトルも違和感なくつける事ができるのです。

ウェブ制作とホームページ制作をタイトルに入れちゃダメなの?両方とっても良いのでは?
入れたいけど、無理矢理2つのキーワードを入れると変なタイトルになってSEOに悪影響を与える場合があるんだよ!

サーチコンソール

灯台下暗しのように様々なツールについては知っているくせに、一番重要で最高なサービスを知らない人が多いようです。サーチコンソールは使える機能がとてつもなく多く、これを使いこなせれば大体のSEO対策はできてしまう優れものです。サーチコンソールはサイトとの連携が必須で、連携をしていないと機能を使う事ができません。主な機能と登録の仕方については以下の記事で紹介しています。

サーチコンソールの使い方

サーチコンソールは主にタイトルの改変や取りこぼしたキーワードがないかといった事がメインとなりやすいツールです。検索パフォーマンスをクリックし、表示回数とクリック率を中心に参照することで、改善した方が良いページ、作った方が良いページなどを洗い出す事ができます。

サーチコンソール

どんな場面で役立つ?

サーチコンソールはWEBページの掲載順位や検索結果での表示回数、クリック数/率を確認する事ができる解析ツールです。SEO対策の施策が合っていたのか?取りこぼしはないか、改善すべきページはどれか?を常に探す事ができるので、SEO施策はアナリティクスとサーチコンソールの両方を見る事がはじまります。

自分のサーチコンソールを見ても全然情報がないしクリック数も0ばかりなんだけど…
そもそも検索エンジンに登録されていない可能性もあるので、カバレッジを確認してインデックス除外がないかを確認しよう!

まとめ

今回はSEO対策に使えるツールを紹介させて頂きました。本記事の消化した内容はメジャーツールですので、すでに知っている人もいてもおかしくないほど重要な物です。SEO対策は感覚や勘に頼って上手くいくことはほとんどありません。計測ツールを上手く活用することで、読み取った数字を元に適切な行動が出来ると思います。まずはこれらを使いこなしてから別のツールを使ってみるなどの検討をしましょう。

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