COLUMN

ユーザーを迷わせない為に必要なパンくずリストとは?

2021.09.24SEO対策

パンくずリストとは

パンくずリストとは現在閲覧しているページがホームページ内のどこの階層を閲覧しているかがわかるマップのような役割を持っています。主にホームページの上部に設置していることが多く「全国>関東>東京都」のようなリンクの事を指します。

名前の由来は、ヘンゼルとグレーテルの迷わないように来た道にパンくずを撒いて来た道を戻れるようにしたことから取っており、ホームページ上でも同じようにユーザーが迷わないように設置しています。

パンくずリストを設置するメリット

パンくずリストを設置するメリットは大きく2つあります。

  • ホームページ内の回遊率が上がる
  • SEO的に評価される

ホームページ内の回遊率が上がる

パンくずリストを設置することで、ユーザーがサイト内でどこにいるかがわかり、どこに行けば欲しい情報が手に入るかの判断がつきやすくなります。逆にどこに行けば良いかわからないサイトでは判断材料が足りず離脱してしまうかもしれません。

SEO的に評価される

設置することでクローラーがサイト内の構造を理解しやすくなります。クローラーが理解することで新しいコンテンツもインデックスされやすくなるなります。また、パンくずリストにSEOのキーワードを使う対策手法もあります。

パンくずリストの注意点

わかりやすい階層にする

分かりにくい階層は逆にユーザーを迷わせてしまいます。

「サッカー>シューズ>スパイク」のように関連性のある階層はわかりやすいと思います。逆に「サッカー>野球>バスケ」のような階層設定は関連性がないと判断されユーザーから利便性が悪い印象を持たれてしまったり、専門知識が乏しいサイトと思われてしまいます。

上記の図式を説明すると、「サッカー」についてのまとめページがあり、「サッカーのシューズ」についてまとめたページが下層に繋がっており、さらに「シューズの中でもスパイクに分類されたまとめページ」があるという状態になります。

それを「サッカー>野球>バスケ」となると説明がつかないのが感覚的に分かると思います。つまり、同ジャンルではパンくずは成立しないということになります。

SEOのキーワードの詰めすぎ

前述したようにパンくずリストにSEOキーワードを使うことでSEO対策になります。ですがキーワードを盛り込みすぎには注意が必要です。盛り込み過ぎたことで、不自然になると逆にユーザーを迷わせることになってしまいます。

パンくずリストの設置後

パンくずリストを設置後は正しく動作しているか検証する必要があります。検証方法としてGoogleサーチコンソールを使用します。またエラーが起きた場合はGoogleサーチコンソールから警告メッセージが送られてくる場合があります。

まとめ

パンくずリストはユーザビリティを向上するための手段として適しています。パンくずリストを設置する一番の理由はユーザーの利便性を上げることだと思います。副産物としてSEO対策にもなりますが、そこにシフトを置き過ぎてしまうと逆に利便性が下がってしまいます。正しく設置して使いやすいサイトを目指しましょう。

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