COLUMN

ホームページ制作のJIS規格とは?SEOとの関連性も紹介

2021.09.24WEB制作

そもそもJIS規格とは?

JIS規格とは、以下のように記されています。

日本産業規格(JIS=Japanese Industrial Standardsの略)。日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められた日本の国家規格のことです。自動車や電化製品などの産業製品生産に関するものから、文字コードやプログラムコードといった情報処理、サービスに関する規格などもあります。

引用:日本規格協会グループ「JISとは」

例えば、USB差し込み口がメーカーによって様々なサイズで販売されていたら、とても不便ではないでしょうか。あるPCでは使えたり、使えなかったり…そういった不便を防ぐための「この製品はこの規定、測量で作ること」といったルールを示したものがJIS規格の本質となります。

ホームページ制作においてもJIS規格が存在します。本記事ではどんなことに基づいてホームページ制作を行えば良いかを紹介させていただきます。

ホームページ制作におけるJIS規格とは

WEBの世界は今や高齢者や障害者などすべての人が活用するツールです。そのため、目にするウェブページにもルール(基準)を設け、誰でも利用しやすくするという意味合いから「ウェブアクセシビティ」という規格が設けられました。それではどんな基準があるかを紹介していきます。

読み上げソフトに対応したWEB制作が必要

機種依存文字は使用しない

目が不自由な障害者は「スクリーンリーダー」といったの音声読み上げソフトを使ってホームページを利用する事があります。機種依存文字といった特殊文字を使用してしまうと、音声読み上げソフトが上手く対応できず、情報を誤って伝えてしまったりなどの弊害が生じてしまいます。

行間操作にスペースを使わない

単語の間に「空白(スペース)」をいれて見た目の調整を行う制作者が時々います。しかし、この作成方法はソフトが単語と認識せずに独立した一文字と認識してしまい誤った情報を伝えてしまう場合があるのでNG行為です。また、これはGoogleのクローラーも同じように単語として認識しないのでSEO的にも不利になってしまいます。

もし文字同士の間隔を開けたい場合は、コーディング側で文字同士の間隔を空けるように処理するのが一般的です。

スペース利用例

【NG】 江 東 区
エ、ヒガシ、クと読まれる

【OK】 江東区
コウトウクと正しく読まれる

本文に適した見出し(Hタグ)を設置するWEB制作

見出しは利用者がコンテンツ内に何が書かれているのかを把握するための重要なラベルとなります。こちらは制作会社がベースを作成しても運営者によってJIS規格から外れてしまうケースがあります。

例えば、「新着情報」として設けたコンテンツがお客様の使い方によって「社員日記」になってしまうケースなど、意図と違う使われ方をされてしまうとユーザーからの混乱を招いたりITリテラシーの低いサイトと思われてしまう事があります。

また、WEB制作側で注意しなければならないポイントには、見出しにはHタグを使用するというルールが挙げられます。見出しタグは1〜4程度まで段階があり大きい見出しほど数字が小さくなるのが一般的。このルールを無視すると見出しとしての強調レベルがバラバラとなり、全体構造としておかしなサイトになってしまいます。

サイト内の導線配置を考慮したWEB制作

肢体が不自由な方はマウス操作が難しい、できないといった課題があるため、スクロール自体が不可になる場合があります。そのため、パンくずリストや、ナビゲーションバー等を設置し、使いやすさを改善する制作スタイルが必要となります。

これらの導線配備などの使いやすさの課題がクリアできているサイトは、回遊率も高く直帰率が低い傾向にあります。そのため結果的にSEO対策ができているサイトとなるので検索順位が高い場合が多いです。逆に検索順位を上げたいといったSEO対策をしたい場合は導線配置なども注視する必要があります。

画像の中にも情報を入れるWEB制作

画像を使ってコンテンツの内容を分かり易くする事はとても大切なことです。ですが、視覚や色覚が不自由な人には、情報が正しく伝わる事がありません。添付画像には、何の画像なのか?を分かるようにaltタグとして情報を入れる必要があります。

altタグはSEO対策にも効果がある

調べたいキーワードで検索した時に、ピックアップ画像として表示される事を見たことはありませんか?こちらにはaltタグに入っているキーワードが元となり検索結果に表示されています。ユーザーによっては検索結果ページではなく、画像から直接ページに遷移する事もあるのでaltタグを使って画像に情報入れるのは必須と言えます。

意味ない色を敷かないWEB制作

お問い合わせフォームなどのでよく見る、「赤字は必須事項です」という記載ですが、文字に色が付いているだけですと、認識出来ない人がいる為、必須事項のテキストボックスの横に(必須)など追記して色別や視認以外の手段での情報伝達をする工夫が必要です。

読みやすい文字の大きさを選ぶWEB制作

サイト内に使用するフォントは、基本的に16px以上とし、注釈などの目立たせたくないテキストであっても12px以上にしましょう。行間は1.2emが推奨です。あまりにフォントが小さいとGoogleが指定するモバイルフレンドリーの基準に満たせず、せっかくサイトリニューアルをしてもモバイルフレンドリーから外れてしまう場合があります。(モバイルフレンドリーでないとSEOにネガティブな影響を与えてしまう。)

一貫したグロナビを設置するWEB制作

グロナビとはグローバルナビゲーションの略称で、ホームページのヘッダーに位置するメニューのことを指します。グロナビはどのページに移っても同じメニュー内容を表示させないと非常に使いづらいものとなってしまいます。また、全盲の方も利用する場合もあるのでグロナビは一貫したものが理想です。

ホームページ制作のJIS規格まとめ

ホームページ制作においても、誰もが利用できるようなバリアフリー化が必要です。これらを網羅できるサイトは使いやすい、わかりやすいホームページということにもなるので、結果的にSEOにも良い影響を与えることは間違いありません。JIS規格はまだまだ細かく規定がありますが、今回はSEOに関係する初歩的なものをピックアップしての紹介でした。

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