ヒートマップとは?ヒートマップの使い方やメリットを紹介
2021.09.24SEO対策

ヒートマップとはサイトに来たユーザーの反応が可視化できる分析ツールです。本記事では導入のメリット等を紹介させていただきます。
CONTENTS
ヒートマップでわかること
- どこまでスクロールした
- どこで離脱した
- どこを見ていた
- どこをクリックした
- どこにマウスを操作したか
どこまでスクロールして、離脱した
「スクロールマップ」と呼ばれるヒートマップがあります。ユーザーがどこまでスクロールしてページを見たのかが分かります。また、何パーセントのユーザーがページのどこで離脱したかが分かります。
一般的にページあ下部に行けばいくほど離脱率が高くなる傾向にあります。その為、重要なコンテンツをページ下部においてしまうとほとんど見られることなく終ってしまうなんて言うことがあります。スクロールマップを活用すれば、よく見られる所にリンクを置くなどの対策を取ることが出来ます。
どこを見ていた
「アテンションマップ」と呼ばれるヒートマップがあります。スクロールを止めた所での滞在時間を計測しています。長くいればいるほど熟読されていることが分かります。
ユーザーがどんなことに関心をもっているかが読み取れます。逆に色が薄い部分は関心をもたれていない可能性が高い為
- フォントサイズを変える
- 画像やイラストなど入れてみる
- そもそもの内容を変える
などの改善策が予見されます。
どこをクリックした
「クリックマップ」と呼ばれるヒートマップです。ユーザーがページ上のどこをクリックしたのかが分かります。
リンクだと思ってクリックしたらただの画像だったなんていう経験はないでしょうか?リンクや画像でない部分がクリックされている場合はユーザーの関心が高い(もっと詳細を知りたい等)可能性があります。
どこにマウスを操作したか
「ホバーマップ」と呼ばれるヒートマップがあります。ユーザーがどのようにマウスを動かしたかが分かります。
ユーザーがどのような形でページを見ているかが可視化される為、マウスが上下の行き来が激しい場合はコンテンツを載せる順番を再考した方がよい等の改善が予見されます。
ヒートマップに関連する用語
- クリックトラッキング
- マウストラッキング
- スクロールトラッキング
- ユーザーインサイト
- UI/UX
クリックトラッキング
クリニックマップで使用します。閲覧したユーザーのクリックをが追えます。本来クリックされるべきない場所がクリックされているなど「誤クリック」のあぶり出しが出来ます。
マウストラッキング
閲覧したユーザーのマウスの動きを追跡することです。ユーザーの目線を可視化することができます。
スクロールトラッキング
ページをどこまでスクロールしているかを可視化することができます。また、どこで離脱しているかがわかる為、コンテンツの興味の有無を読み取ることができます。
ユーザーインサイト
マーケティングでは「ユーザーの隠れた本音」という意味合いで使われることがあります。本人は何となく選んだつもりでも深層心理の深堀を行っていくと明確なニーズをもとに行動を取っていることが大多数です。当人も気づかないニーズに気づけるということはマーケティングにおいて非常に有利な事です。
UI/UX
UIとはユーザーインターフェースの略です。インターフェース:接点、境界面などの意味合いを持ちます。ものとそれを使う人間が上手く接しているかという観点のことです。「リンクの間隔が狭すぎて誤クリックが起こりやすい」など場合はUIが良くないと表現されます。
UXとはユーザーエクスペリエンスの略です。エクスペリエンス:経験、体験などの意味合いを持ちます。ガソリンスタンドのフルサービスは給油をする以外に「窓を拭いてもらった」「溜まっていたゴミ箱を綺麗にしてくれた」など、このような体験のことを指します。
まとめ
ヒートマップを使うことでサイトに来たユーザーの行動心理が分かります。大切なことは行動心理を読み取ってユーザーと同じ目線でサイト運用を行っていくことです。