ポスティングに向いている業種は何?打ち出すタイミングや効果を紹介
2021.09.22ポスティング
「お店の集客・宣伝をするにはどうすれば良いか?」を考えた時にポスティングされたチラシは身近にある物なので、選択肢として浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
ポスティングは自分で配る事も可能なので手を出しやすいメリットがありますが、このポスティングによる集客方法には向き不向きが存在するのも事実。この記事ではポスティングが効果的な業種、ポスティングが効果的ではない業種について紹介していきます。
ポスティングが向いている業種の特徴
一般消費者をターゲットとしている事
ポスティングは住居への配布が一般的ですのでターゲット層は自然と一般消費者となります。BtoCのサービスが主体となるので、BtoB向けは効果的とは言えないでしょう。
後述していきますが、飲食店や塾、ジム(スキルアップ系)、住居に関することなど一般消費者が自身の生活に繋げられるサービスや商品を認知させる手法と捉えた方が無難と言えます。
地域密着型の店舗経営
先述した内容と被る部分はありますが、消費者の住んでいる地域に近いお店の情報はユーザーにとっても好まれる傾向があります。特に地域密着型のお店は2km圏内(目安の一つ)でのポスティングでお店の認知や集客アップに繋げることができます。
ポスティングが向いている業種やジャンル
飲食業<その1>実店舗型
実店舗型とはカフェやレストラン、食堂、ラーメン屋などの飲食店を指します。居酒屋は夕方から夜に開かれるのが一般的なので、効果的とは言えませんが、ランチやデリバリーを行っているならポスティングによる認知拡大として有効的です。
これらの飲食店を利用する新規顧客の約80%はお店から2km圏内に住んでいるユーザーと言われており、新規オープンや新サービスの発信には大いに役立つ傾向があります。
飲食店のポスティング効果は?
反響率は3~5%以上とも言われており、かなり高い費用対効果を得ることが狙えます。クーポン券を付ける、「このチラシを提示で〜」といった宣伝を行うことをすれば効果測定も可能になります。
飲食店ポスティングのタイミングは?
- 開業や新店舗開店時の認知として
- 新メニューの追加や料金の改訂時に
- キャンペーンやセールなどのイベント認知に
- 定期的なお店の認知向上に
- アルバイトなどの求人募集に
飲食業<その2>出前デリバリー型
感染症対策としてデリバリー需要が2019年ごろから大きく上がっています。ピザや寿司など実店舗に行かずに注文できるメジャーフードはもちろん、最近ではどんなものでもデリバリーできるようになっていますので、ポスティングで認知してもらうのは有効です。ウーバーイーツなどのプラットフォームに登録したら、まずはそのことを告知しましょう。
飲食店のポスティング効果は?
出前館やウーバーイーツ、自身のWEBサイトなどWEB経由で注文に至るケースが多いのでポスティングはあくまで認知を広める手段としての方が意味合いが強くなっている傾向があります。
出前系のポスティングのタイミングは?
- 開業や新店舗開店時の認知として
- 新メニューの追加や料金の改訂時に
- キャンペーンなどのイベント認知に
- 出前サービスの認知として
教育系:塾や習い事、教室
塾や習い事といったスキルアップに関する業種もポスティングに向いています。子供をターゲットとした場合は学校周辺地域といった家族世帯の多い地域にターゲットを絞って配布すると効果的です。
塾などの習い事はWEB検索での引き合いは大手のリスティング広告やSEO対策に対抗できるノウハウも求められます。しかし、そこまでの努力をしてもWEB対策よりもチラシを見て判断されることが多い傾向なので結果的にポスティングに頼った方が効果が出る場合もあります。
スキルアップ系は大人になる程WEBが効果的
ジムや資格取得といったターゲット層が大人に偏っていく場合は、ポスティングよりもWEBからの集客を狙うのがおすすめです。ポスティングの引き合いがあまり感じられなかったり、自サイトのコンテンツをもっと活かしたい場合はリスティング広告運用やSEO対策を行うのが効果的と言えるでしょう。
教育系のポスティングのタイミングは?
- 開業や新店舗開店時の認知として
- 新サービスの打ち出しに
- キャンペーンや割引の打ち出しに
- 定期テスト前に
- 春夏冬休みの前に
- 新学期前後に
求人・アルバイト
パート・アルバイト募集レベルなら地域の人に効果的に働くでしょう。社員として能力を有する人材募集はWEBの方が効果的です。ユウショウでは採用特設ページの作成も行っています。リスティング広告と合わせて人材募集をするのもいかがでしょうか。
娯楽系・パチンコなど
娯楽・パチンコなどはイベントの告知として定期的なポスティングが有効です。チラシには引換券などのクーポンをつけることでどれくらい反響があったのか効果計測を行うことも可能になります。ポスティングはエリアマーケティングをした上で配布しても、やはり見られる可能性は低い傾向にあるのでWEBページを作成し、リスティング広告を期間的に行う方が反響率が高い場合もあります。WEB広告でも「この画面を見た人は」といったクーポンなどの施策は行えます。